おはなしを片手に

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ローマの休日

 

久しぶりに海外へ行ってきました。

今回はミラノからナポリまで駆け足でしたが、歴史から美術品とお腹いっぱいです。

「ロミオとジュリエット」のヴェローナ、「ピノキオ」のフィレンツェ、「ジュリアス・シーザー」のローマ、どの地に行っても物語が楽しみを倍増させてくれます。

歴史、ファッション、ワインにチーズ、世界遺産とイタリアはどこを切っても興味をそそられるのですが、もうひとつ「物語」を切り口に足を運んでみることをお勧めします。

物語に触れることでその土地で起こったことや生活や思考を私たちに引き寄せてくれます。たとえファンタジーや創作であっても訪れた地が物語に出てくると想像の翼が広がり、鮮明になるものです。

私は昔から世界遺産から入るよりお話を入り口に旅をしていることが多いような気がします。物語の旅は一つの切り口ですが、きっと子どもたちには受け入れやすい方法なのではないかと思います。

物語と訪れた土地が一致するといつまでも心に脳裏に刻まれるものです。

そして、その物語の大切なフレーズが生きる上でのヒントや助けになるでしょう。

日本でも外国でもおはなしを片手の旅はいかがですか?

 

絵本講師「ねる前に絵本を一冊」の中村 文江

fumie1205labo@gmail.com