寝袋ひとつで

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「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江です。

 

寝袋ひとつで

 

この連休我が家はちいちゃい青少年の家となっていました。

土曜日~日曜日は中高大生の合宿。

日曜日~月曜日(海の日)は幼児、小学低学年の合宿。

どちらも実りの多いものでした。

思春期真っただ中の中学生たち、普段は学校、部活、塾など、家でも時間に追われ親にも云々カンヌン言われているだろうと予想。

彼らから是非男子会をしたいからと日程を組み私に依頼がきました。実は女の子が女子会を今春実施しており、無碍に断ることもできずに開催となりました。

開催当日、意気揚々と食料、寝袋、花火を持参。携帯や電子機器よりアナログ的遊びに夢中。

小学生かと思わされるほど、みんなで笑い、遊んでいました。私もゲームに加えてもらい、中学生気分満喫。楽しいのは携帯や電子機器ゲームではなく、やはり人と人が触れ合うものだということ、健全な「場」さえあれば子どもたちは自ら遊びを生みだし、夢中になるのだという事をあらためて感じました。

大人の勝手な解釈が子どもたちのクリエイティブな遊びを奪っているのかもしれませんね。

第二弾開催を子どもたち同士で確認している姿、頼もしくも「んっ、次回もうち?」なんて嬉しいような大変なような気持ちになりました。

さて、男組が帰った日の夕方、来ました!来ました!将来の男組が!5歳から7歳までの男の子が8人と女の子2人、そして中学生の助っ人の女の子がふたり。

この状況をどう説明すれば伝わるのか、、、

寝袋を来て早々広げるわ、走り回るわ、みんなで作る夕食の食材を広げるわ、お~ どうなるんだ~ と汗していましたが、なんとここは女子中学生が大活躍!

みんなを落ち着かせ、お話ししたり、夕食の準備を手伝わせたり、母親顔負けの働き!

無事、みんなで夕食作りをし、賑やかに頂き、お風呂に入り、歯磨き、読み聞かせ、8時15分には全員が就寝。神業ですね~。

早く寝たから、早く起きるのは理屈では分かるのですが、なんと子どもたちは4:30起床。

一人が起きるとみんな興奮して起きてしまうんですね。

なんとか、5時まで寝袋の中で居たのですが、脱皮が始まったら止められないのと同じです。

ここでも女子中学生が着替えや片付けを促し、6時にバディで距離のある公園に行くことに。

私を含め13人で6時から7時半まで思いっきり公園で遊びました。女子中学生は自ずと分担し、安全に子どもたちを見守っていました。

子どもたちも段々、助け合うようになったり、声掛けしたり、オーケストラで音が合うように自然になっていきました。

おじいちゃんやおばあちゃんの家以外に泊まる経験を初めてした子もたくさんいましたが、最初の不安から自信に変化したように思えます。

お母さんたちがお迎えに来た時は、どの子もピッタリとお母さんにくっ付いていましたが、内面では大きく成長しているはずです。

そして、女子中学生の二人の働き、彼女たちも間違いなく成長しました。

夏は寝袋1つで成長できる良い季節です!

 

「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江

 

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