「ジャックと豆の木」
「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江です。
イグドラシル
さやえんどうが美味しい季節になりましたね。鈴木農園のさやえんどうはとても甘くておいしかったです。
偶然ではありますが、現在幼稚園年代~小学生低学年で「ジャックと豆の木」に取り組んでいます。
みなさん、なんとなく知っているお話ですよね。
少年ジャックが持っていた雌牛とおじいさんの豆を交換し、その豆が翌朝には天まで届くほどの大きさになり、その木を登っていくと巨人がいて、最後にはジャックが斧で木を切り倒し追ってくる巨人を倒すおはなしです。
昔話のセオリーである3つの困難をジャックも体験します。
さて、この豆の木は何を意味するのだろうか?と調べていたところ、行き着いたのはやはり神話の世界でした。
「ジャックと豆の木」はJacobsのイギリス昔話です。
イギリスと思いきや、これは北欧神話からの流れなんですね。
ここで、今回の題名にした「イグラドシル」が出てくるわけです。
「イグラドシル」とは天と地と地下を結ぶトリネコの大樹のことです。
男の子の好きなゲームソフトにも出て来るようですよ。
トリネコの宇宙樹はウルドの泉の上にそびえていて全世界に枝を広げているそうです。
北欧神話をベースにした物語はたくさんあります。
「3びきのやぎのがらがらどん」「ムーミン」「おだんごパン」「12の月の物語 森は生きている」「ゆきむすめ」「ウッレと冬の森」「3びきのくま」「ニルスのふしぎな旅」、、、、
「ホビットの冒険」や「指輪物語」の著者トールキンももちろん北欧神話から影響を受けています。
「ヘルガの持参金」というお話に出て来る「オーディーン」という神がウルドの泉の水を飲み知識を得た代償として片目を失ったということまでつながりました。
少しマニアックになってしまいましたが、本当にお話はおもしろく、自分で発見する喜びにつながります。
今夜も子どもと寝る前にお話に出会って下さいね。
「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江
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