「不安」という「闇」

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「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江です。

 

不安という闇

 

不安があるときって元気がでませんね。大人は不安の材料を言葉にすることができるので、相談したり悩みを聞いてもらったりします。子どもはどうでしょう。

年齢がくれば子どもは親元から離れ、自立するものだと考えますよね。しかし、そうはいかないケースもあります。

私の子どもの場合も幼稚園に行くのを拒んだり、小学生の時に学校を休んだりしました。振り返って考えてみるとその時の子どもの心には大きな“不安”が生まれています。子どもの場合は、体や行動に出てきます。そんな時に「どうして学校に行きたくないの?学校に行かないとお友だちが心配するよ。先生が待ってるよ。」なんて言葉は無意味ですね。

子どもを観察し、あたたかい場所をつくること、子どもの心が疲れていると周囲は理解し、大人の行動や言葉掛け、生活を振り返ることが必要ですね。

親も忙しくて、なかなか時間が取れなかったり、焦ったりしますが、子どもの発信する信号を見逃してはあと後もっと大変なことになります。お母さんの気持ちは分かりますが、少しの間立ち止まって振り返ってくださいね。就寝前の絵本の読み聞かせができてるかな~、子どもの声をじっくり聴く時間が取れてるかな~自宅に帰ってきたとき「おかえり」って出迎えてあげてるかな~、

大人も毎日いろんなことがあるように子どもも幼稚園や学校でいろんなことがあります。家が居場所になっているか、愛情という給油場になっているか、満タンにして送り出してあげたいですね。

「不安」という「闇」が様々な問題行動につながっている事例を見る度、「居場所」の大切さを思います。

 

 

「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江