「個」のちから

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今回、3週間を一緒に過ごした日本とアメリカの中高生を見て、文化の違い、意識の違いをはっきり感じた。

「個」を大切にするアメリカ と 「和」を大切にする日本

みんなで行動することを強制してしまう力が日本には時々起きる。

「群れ」

部活にしろ、会社にしろ、どこかで目に見えない力が働く。

確かに、一丸となれば強い力が発揮されるだろう。

しかし、それは個々が主体的に関わった場合に限る。

主体的な「個」の力が集まれば、大きな力となる。

まずは、「個」の力を上げることが、チームの質を上げていくのだと実感した。

「個」の力とはそれぞれが自分に責任を持ち、考え、行動する力のこと。

「個人」が尊重される国に変換することは至難の業だと思うが、そこを意識しないと日本人は世界に通用もしないし、自己肯定感も生まれない。

日本人の中高生の自己肯定感の低さが何処から生まれているのか、よく分かった。

引率した日本の中高生はほとんどが学校の運動部の部活に入っている。野球部、水泳部、バレー部、卓球部、、、、

厳しい練習や試合に出ているにも関わらず、自分で考える力や行動する力が付いていない実態を目にし、危機感を抱いた。