「楽しむ」力
3週間のオレゴン国際キャンプは、アメリカ オレゴン州の国立科学館OMSIアウトドア部門のスタッフによってプログラムされている。
今回はスタッフ4名、大学生ボランティア5名が関わり、テント以外に宿泊場所となった2ヵ所のOMSI敷地内にはボスがそれぞれいた。
彼らの運営の仕方、関わり方からたくさんのことを学んだ。
ボスの存在は威厳があるが決して威圧的ではない。オープンで意見が言いやすい。ミーティングの最後には、自分の仕事に誇りを持たせる。
実際、動くのは担当スタッフ。
彼らの最大の魅力は一緒に楽しむこと。
もちろん、参加者の安全に十分気をつけながら、スタッフも楽しむ。
日本だとどうだろう。
子どもたちが活動している間、監視している先生や大人がたくさんいる。
OMSIスタッフが楽しんでいるから、私たちも楽しくなる。
監視の目の中で、楽しい雰囲気の中で、どちらを選ぶ?
根性論、リスクマネジメントと称した過剰な監視。
試合で実力を出せない、結果を出せない理由が蓄積された抑圧が原因とは考えられないだろうか?
「楽しむ」力
内側から湧きあがる喜びにつながらない限り、栄光には近付けない。