「絵」

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絵具

「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江です。

 

 

幼児から小学生までおはなしの「絵」を描く時間を設けました。

「絵本」「挿絵」のまねはしないこと

この約束に従って子どもたちはとりかかろうとしましたが、彼らの「手」はなかなか動きません。

「まねをしてはいけない」となるとお話の外にいたのでは描けないのですね。

一人、またひとりと徐々に手が動き始めました。

時々、目は宙に浮き、自分自身を物語に連れていく作業を繰り返しながら仕上げていきます。

「フレデリック」を描いた小学2年生の女の子は「言葉」や「色」「ひかり」を自分の体験から引き出し、出来上がったその作品からは匂いや空気が流れ出ていました。

「絵」は自己表現方法のひとつです。

上手に書き、評価されるものではありませんね。

感じたこと、溢れる思いを「形」にし、outputする表現方法です。

人にとやかく言われるものでもなく、自分の表現を変える必要もないのです。

「絵」を描くことで、自分の思いをある「形」にし、自分の内面を見つめたり発見することです。

コンテストに出し、評価されることが目的ではありません。

素直に正直に自分に偽りなく描いた「絵」こそが意味あるものだと子どもから教わりました。

「褒められる」「評価される」「張り出される」「点数になる」

大人が勝手に子どもの内面に踏み込んだ不必要な行為。

描きたい「絵」を好きに描く。

匂いや風、空気を感じ、自分の思いを素直に「絵」にする。

こころが開放される時間であってほしいな。

 

「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江

 

孫育ての絵本講座開催

積志協働センター

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