「総合教育」
「ねる前に絵本を一冊」のUluru代表 中村 文江です。
子どもが眠る前に1冊読み聞かせが出来ている環境ですか?是非、健全な子育てのバロメーターにして下さいね。読んでも読まなくても子どもは育ちますが、心の豊かさに大きく差が生まれます。
今日は「読み聞かせ」のことではなく、学校教育の話と地域のつながりについて記したいと思います。
以前、浜松付属中学校の授業研究に参加したことがあります。当時、我が子は公立中学校に通っていました。
その「教育」の「差」に愕然としましたね。衝撃と言っても大げさではありません。「総合教育」の良さが前面に表れ、文科省が目指した形がそこにありました。付属で出来てなぜ、公立で出来ないのか、とても不思議で不満さえ感じました。
「総合教育」は先生1人ではとても手に負えるものではありません。地域の協力が不可欠です。付属にはNPO法人のバックアップがあり、様々な生徒の疑問やテーマに協力しています。
同じ年齢の子どもたち、国立、公立の差があれど教育の質を変えていいものでしょうか。
付属中学校の先生たちは移動で公立にも赴任します。そこで、そのスキルを使えないのはなぜでしょうか?とても疑問です。
付属の子と公立の子の質が違うから?
子どもは皆、平等に質の良い教育を受ける権利があります。そう思いませんか?
今こそ地域で公立の子どもたちの教育に協力すべきです。子どもたちが健全に育つことこそが未来の日本を保つことになるのですから。
高齢者の出番です。一線で活躍してきた方たちが地域にはたくさんいます。
地域とつながり、子どもたちの教育の質を上げていくことこそが大切です。
子どもにも高齢者にも良い方法を実践しませんか?
「総合教育」が成功しなかった原因は「地域」とのつながりが持てなかったからです。
地域コーディネーターの役割、名乗り出てみませんか?
そして、もっと教育に関心と時間とお金を掛けましょう!
「ねる前に絵本を一冊」のUluru代表 中村 文江