おこだでませんように
七夕が近づくと、1冊の絵本が浮かんでくる。
くすのき しげのり・作 石井 聖岳・絵 「おこだでませんように」
やんちゃで、家でも学校でも叱られてばかりの1年生の男の子。
「入学式のときは大きな声で、元気がええね~と言ってくれたのに、、、
ぼくは どないしたら おこられへんのやろ。
ぼくは どないしたら ほめてもらえるのやろ。
ぼくは・・・・・わるいこ なんやろか・・・・。」
7月7日 学校で一番のお願いを書きなさいと手渡された短冊。男の子は短冊を前に一生懸命考える。考えていると「はよう 書きなさい。」と先生に怒られた。
男の子は、小学校に入学してから教えてもらった ひらがなで 一番のお願いを書いた。
こころをこめて、一文字ずつ
「お こ だ で ま せ ん よ う に」
お薦めの一冊です。