おもちのきもち
「だるまさんが」「だるまさんの」「だるまさんの」
このシリーズは小さい子に人気。私がかがくいひろし氏を知ったのは約2年前。即効ファンになった。
絵のタッチ、予想以上の展開、何度でも読みたくなる絵本。
小学校の教諭から絵本作家へ、50歳でのデビュー、そして2009年9月すい臓がんで亡くなるまでの4年間に残した絵本の数々。
「まくらのせんにん」「なつのおとずれ」「おしくらまんじゅう」「がまんのケーキ」子どもたちに読み聞かせるとどれもうける。
先日、知り合いのお母さんが子どもたちの活動場に「おもちのきもち」を持参してくれた。
この時期にぴったりの絵本。
これもユーモアセンス抜群。実はこの絵本が彼のデビュー作らしい。
彼の絵には日本の季節や人間と生き物、植物に対してのつながりを感じる。
これからもずっと読み継がれていくだろう。
優しい笑いと日本の風景を絵本を通して出会えたこと、そして伝えていく役割を担えたことに幸運を思う。