アクティブラーンニング

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新聞の教育欄に最近よく出てくる言葉

アクティブラーンニング

学校教育にアクティブラーンニング手法を積極的に取り入れる動きが感じられます。

アクティブ、子どもたちが主体的に学ぶよう先生が工夫する必要性が出てきました。

今更と思われますが、日本の教育はまだまだ一方通行で、知識の詰め込みが主流です。

調べ学習、総合的学習とは名ばかりで、先生が答えを持っており早い段階で教えてしまっているのが現状です。

時間的余裕がないこと、スキルがないこと、先生自身が全く体験したことのないことを実施しろというのですから、困難極まりありません。

昨年、上海の中学校視察の際、アクティブラーンニングを体現した物理の授業に感動しました。まずは机の向きが先生の方ではなく、班ごとで生徒同士が話しやすくなっていること、先生の立ち位置が常に正面からではないこと、先生は生徒の思考が働きやすくなるような工夫をしているが、決して答えを言わないことが徹底されていました。

答えは自ずと生徒が気付くようなステップになっており、発見を楽しむ余裕がありました。

一方通行型授業は先生は楽でしょうが、生徒にとっては何時間も思考が止められる状態になります。

本来、人間は発見や気付きにワクワクするように出来ています。

仮説を立て、検証を繰り返し、辿り着く過程を楽しむ、こんな授業を受けられたら知る喜びに目覚めるでしょうね。

夏休み明けに楽しい授業が待っていてほしいものです。

 

「ねる前に絵本を一冊」のUluru代表

中村 文江