オオカミ
「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江です。
オオカミ
順調にいい人生を送りたいと思いますよね。でも、なんで~私だけがこんな目に合うの?とか、まさか自分の身にこんな事態が起こるとは~ と嘆いたことはありませんか。
私自身振り返ってみても、例外ではありません。
私は、絵本講師として子育て中のご父母に講演する際、必ず昔話の必要性を説きます。
むかしばなしにはオオカミやトロル、悪い魔女などがでてきますね。
例えば、「3びきのこブタ」原作をもとにあらずじをたどると、おかあさんブタが3びきの子ブタに家を出て自分たちで暮らしを立てるように伝え、子ブタたちはそれぞれの家を建てようとします。1匹目は藁で2匹目はハリエニシダで、この2匹はあっけなくオオカミに食べられてしまいますね。3匹目の子ブタは煉瓦で家を立て、オオカミの策略にも知恵を使い最後にはオオカミを鍋で煮て食べてしまいます。
この“3”という数字。大きなメッセージが含まれています。
人生には3回大きな落とし穴がある、3回目には糸口が見つかる、1回や2回、うまくいかないことは当たり前、いろんな捉え方がありますね。
そして、“オオカミ”の存在。うまくいかないこと、都合が悪いこと、どうしようもならないこと、苦しいこと、、、
自立=物理的にも精神的にも自分で考え、困難を乗り越える知恵のある人
ピンチはオオカミ 2匹目、3匹目と賢くなればいいんですね。
み~んな「生きる」ためには知恵が必要。
子どもに“むかしばなし”を読み聞かせるにはちゃ~んとした理由があるんですね。
100の説教より1つのむかしばなし、読み聞かせお願いしま~す。
「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江