スウェーデン報告会
先日、スウェーデンに若者支援関係で、視察に行っていた大学生に報告会を開いてもらった。
わかもの、子どもが国の宝だとの基本理念が、至る所に具現化されているとの報告。
幼児の提案であれ、小学生の提案であれ、子どもたち主体の活動を支える大人や国が徹底している。
子どもから出たアイデアを大人がどうサポートしていくか、国の予算も日本では考えられないほどの金額である。
自分たちの地域を住みやすくするためには、子どもや若者が主体となり、自分たちの国をどう作っていくのか。
日本は、子どもを大切にする国ではあるが、子ども主体の政策や子どもたちが参画できる場がどのくらいあるのだろう。
学校の生徒会もスウェーデンでは、質が違う。
先生がストライキに入り授業が出来ないときには、生徒が先生になり授業を行うなど、常に子どもたちは能動的である。
日本の若者が他国の学生たちより意見を持たない幼稚さを指摘されるのは、守られ過ぎによる無思考の表れである。
自分の人生、自分が学ぶ権利、選ぶ権利、それに伴う義務を小さい時から親も子も意識する必要がある。