卒
「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江です。
卒
フォーマルな衣装に身を包み、背筋を伸ばし歩く親子を目にします。卒業式シーズンですね。
日本では入学式も卒業式も盛大に行いますが、私が経験したオーストラリアやアメリカでは卒業式のみです。不思議な体験でしたが、卒業までの道のりを考えると腑に落ちました。
卒業まで様々なことがおきますね。学習や学校の委員会、ボランティア、日本では部活、それらの活動を終了するということは大人になるための資格を得ている証拠ですね。
やりきる体験は大切です。様々なことがありながらも生きる術を学び、修了することには大きな価値がありますね。
親にとっても卒業式の積み重ねは子離れを意識する時です。
子育ての目的は子どもが社会で一人前に生きることができるように育てることですね。
いつまでも「忘れ物は?」「傘持った?」「友だちと仲良くね」「気を付けてね」なんて言えません。
卒業を重ねる度に子どもは「自立」親は「子離れ」を意識しましょう。
親には見えない場所で子どもは切磋琢磨、百戦錬磨を繰り返し羽ばたきの準備をしています。親のことで子どもに心配を掛けたり、寂しいからといっていつまでも甘いお菓子を与え続けないでください。親は親で自分を生きる準備 覚悟をしましょうね。
卒業式 親も子も背筋が伸びます。
おめでとう!
「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江