可愛い子には、、、

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「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江です。

 

可愛い子には旅をさせよ

 

子どもは勝手に自立するもの そう思っていませんか。

「自立」の定義ってなんでしょうね。

親元から離れ自分で住まいを構え、仕事や家庭を築きながら一人前になること。

我が子にはどこでも、誰とでもやっていける力をつけてあげたいと思いませんか。

我が家が取り組んできたことは、小さい時からキャンプや合宿に出すことでした。

最初はどの子もホームシックで大泣き。親も心が折れそうになります。でも、この涙に負けていては大人になってからもっと泣かなくてはいけなくなると思い、泣こうが騒ごうが習慣付くまで、送り続けました。

彼らが中高大生になり、今度はホームシックの子どもたちの面倒をみる側に立った時、自分が体験した気持ちを子どもたちに重ねることができ、優しい言葉掛けや眼差しを向けられるようになりました。

それだけでなく、数え切れないキャンプや合宿の経験から荷物の準備、自己管理、自分の立場、逞しさなどたくさんの力が付いたと思います。

子どもがホームシックになり、泣く姿を想像するだけで親は辛いですね。ホームシックになるということは、家が居場所になっている証拠ですね。

親も子も一気に離れることはできません。1泊2日、2泊3日、3泊4日、、、、1ヶ月、1年、、、、親も子も完全にお互いが自立するまで練習が必要ですね。

親が意識していないと、囲い込み過ぎてしまい、自分で歩けない子にさせてしまう可能性があります。「大学生まで面倒みてあげたから、もう自立できるわね。」家から離れた経験がない子が自立できるのか疑問ですね。子ども自身が体験し、感じ、考え、身につけてきた力が彼らを支えるのではないかな~と思います。

親も子も少しずつ、離れる準備をすることが必要ですね。

可愛い子には旅をさせよ とはよく言ったものです。

 

「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江