土から

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「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江です。

 

 土台

 

昨日、友だちの紹介で脱サラし農業を始めた人の畑に行きました。

リヤカーに自分で作った肥料を積み込んでいる最中で、麦わら帽子の下の顔はすでに日焼けし、逞しい腕がヤル気を示していました。

畑の中を歩きながら植わっている野菜の説明をしている彼の姿は間違いなく“子育てしている親の姿”でした。

愛情たっぷりに、しかし甘やかさず、1つ1つを丁寧に育てています。

「このトマトはしおれてきてから、水をあげます。自分で生きられるところまでがんばってもう駄目かな~というところで水をあげると甘くて逞しいトマトになるんです。」

トマトの部分を“子ども”にしても通じてしまいますね。

土をしっかり作り、それぞれの野菜の持っている力を存分に出せるように手を抜かない姿は子育てにそのまま当てはまります。

土台作りは大切ですね。

子育ては迷いの連続です。親が何を大切にし、伝えていきたいのかが問われます。

子どもへの愛情がありながらも甘やかし過ぎて自立できなくなったり、放ったらかし過ぎて危険な目に合わせたり、まさに野菜作りと同じですね。

試行錯誤を繰り返しながら、親も親になっていくものです。

正解も間違いもありません。

親として大切にしたいことを軸に、迷った時は静かに親自身の“心”内面に聴いてみるといいですね

親の願いなのか、親のエゴなのか、

人が大切にしていることを聴くと元気が出てきます。言葉から愛情が溢れてくるからでしょうか。

久しぶりに直球を受けた気分でした。

 

「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江

 

 

子育てコーチング」講座5回シリーズ

2015年  5/11,25,6/8,22,7/3  時間帯10:00~12:00

場所:静岡県浜松市東区 積志協働センター 1階 101講座室

先着20名 問い合わせは積志協働センターまで。