地域の力

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15年前から地域の学校の手伝いに行っている。

地域に関わりたいのと、子どもたちに関わりたいとの思いから。

私が知っている国に比べて、日本は学校が子どもたちの教育分野をかなり請け負っている気がする。

故に、先生も忙しくなり、親も任せてしまいがちだ。

授業、部活、生徒指導、先生の本来の仕事とは、なんだろうと思うときがある。

部活に時間を割くあまり、授業研究が不足になったり、十分な休みが取れず、体調を崩している実態をどれほど父母たちは知っているだろうか?

やり過ぎるから、先生も疲労が溜まり、親も家庭の問題であっても平気で要求する。

学校が全てを抱え込む必要はない。

地域で補える人材、箱はある。

いくら提案しても、英断がないと進むことはできない。

学校の役割、地域の役割、大人の役割、

自分の子どもだけ、自分の将来のことだけ、そんなこと止りでは、健全な若者は育たない。