権利
「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江です。
権利
子どもの権利条約、ご存知ですか。
国連で採択され、1990年国際条約として発効、日本は1994年4月に批准し、5月22日に発効しました。
昨年25周年、2015年1月195の国と地域がこの条約を締結しています。
発効されたということはこの条約の内容を守らなくてはいけないということです。
しかし、「子どもの権利条約」についても内容についても知らない人がたくさんいるのではないでしょうか。
18歳未満の当人たちも。
生きる権利、育つ権利(学校や教育)、守られる権利、参加する権利 この4本柱から成り立っています。
学校へ行っている子どもたちも義務教育だからと「義務」と思っている子もたくさんいるのではないでしょうか。教育を受けることも子どもたちの権利なのです。
そして、親は 社会は子どもたちの4本柱の権利を奪ってはいけないのです。
子どもが社会に出ていくまでは私たち大人は彼らを育てる義務があります。
嫌だからといって放棄してはいけないのです。子育ては大変ですよね。分かります。私も泣きたいことが山ほどありました。予期せぬことが次から次へと起こります。自分自身の環境も変化し、辛くなることもありますよね。でも、子育てを放棄すると子どもたちはどこに帰ればよいのでしょう。
子どもたちも「子どもの権利条約」を読み、権利の意味を履き違えることなく、何のための「権利」なのかしっかりと考え、自分の人生を生ききってほしいものです。
子どもが生まれた時、両親でこの条約に目を通すだけで、子育てが違ってくる気がします。
子どもは健全に育つ権利があります。
「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江