江川太郎左衛門英龍

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反射炉

中学生、高校生、大学生 約10名ほどで「ジョン万次郎」について調べ、劇(英語、日本語)表現活動をしている。

昨日の活動では、ジョン万次郎が幕府に呼び出され、アメリカのことや日本のとるべき行動について聞かれる場面を考えた。

その場面に出てくる幕府側の人物が、江川太郎左衛門英龍。

歴史に疎い私は、我が故郷 土佐出身のジョン万次郎と静岡県伊豆の江川太郎左衛門英龍の結びつきが、開国に大きな役割を持っていたことを知り、驚いた。

そういえば、2年前、世界遺産登録の反射炉を伊豆に見に行き、江川邸にも入った。

そのお屋敷に母が江川太郎左衛門英龍に充てた手紙が貼られており、その言葉に感動した記憶がある。

忍耐することを説いた文章だった。

江川太郎左衛門英龍は「世直し江川大明神」と言われるほどの名代官だったそうだ。

この母にこの子とは、まさにこのこと。

ジョン万次郎も母との約束を果たすために12年間を耐えた。

「なにがあってもあきらめない。一人前になるまでがんばる。」

母の役割、今一度、歴史から学ぼう