脳の委縮
言葉で脳の委縮
「何度言ったら分かるの?」
「だから、ダメなのよ。」
「バカ」
こんな言葉を浴びせられ続けた子の脳は委縮するって御存知ですか。
聴覚を司る部分が変形していたり、激しい体罰を受け続けると感情や理性を司る前頭前野が小さくなったり、両親の不和によって脳の容積が減少することが判明。
こうした脳の損傷は「後遺症」となり、大人になっても長い間、苦しみ、うつや注意力の欠如、多動という愛着障害を引き起こす。
私自身、自分の子育ての中に反省する場面がたくさんある。
だから、伝えたい。
子どもが健全に成長することが、社会にとっては一番重要なことだと。
その原点が、家庭
子どもの前で、両親がいがみあい、暴力をふるうことは、子どもを病気にさせていることに気付いてほしい。
夜寝る前の読み聞かせの時間が取れないような生活をしているなら、生活自体を見直してほしい。
小さい時の環境がどれだけ大切なのか。
悲惨な事件が起きるたびに、加害者がどんな家庭で育ったのか、防ぐためには何が必要なのか、考える。
私は悲惨な事件が起こらないように自分が出来ることをする。