記録
「寝る前に絵本を一冊」の中村 文江です。
50才を超え、残りの時間をどう使おうかと考えるようになりました。
子どもたちが独立したので、気持ちと荷物の整理をし、先日子ども部屋だった場所をリフォームしました。
なるだけ、物を持たない生活をしたいと考え、もったいない精神を脇に置き断捨離しています。
部屋が徐々にすっきりしてくると同時に自分の頭の中もクリアーになっているような気がします。
何を残し、何を処分するのか、結果自分に向き合う時間になっています。
今、あるものを前に悩み中です。
それは、子どもたちを撮ったビデオ120本。これをDVDに変換すべきか、どうするか。
子どもたちは家庭を持ち、それぞれの記録を取り始めています。
今、思うことは記録に残すことより、肉眼で瞬間を記憶に刻み、感情を共有することが大切だということです。
文明は人間の生活を助けますが、捉えようによっては瞬間の感情を希薄にしてしまっているのかもしれません。
「今」を全身で感じるにはレンズを通すより、肉眼で見るほうが感情が身体に残る気がします。
さて、120本の記録をどうしようかな~
「寝る前に絵本を1冊」のUluru代表 中村 文江