誰のため?

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助け合い

「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江です。

 

誰かのために

 

「自分のことができるようになってからにしなさい。」

こんな声掛けしていませんか。

大人でも子どもでも喜んでもらえると嬉しいものです。

「ありがとう」や「助かったよ」「楽しかった」、、、

言われた経験ありますよね。その時の気持ちはいかがですか。

電車で席を譲れなかったことは心のどこかに引っかかっていませんか。

人に喜んでもらうこと、自分が役に立ったという満足感。

実はこの感情が自分を成長させる大きなモチベーションにつながっているのです。

喜んでもらえたという体験は自分の喜びとなり、その感覚が脳に刻まれ、その行為を繰り返そうとします。

自分が誰かの役に立つこと、喜んでもらうこと、この行為はそのまま自己肯定感につながり自分の進む方向を明確にします。

自分のためだけに利益を求め続けられません。

親は子どものために一生懸命になりますよね。自分の時間を削り、毎日子どもが無事に過ごせるように必死です。

自分のためだけを考えている親のもとでは子どもは育ちませんね。

人間、誰しも誰かの役に立ちたいと思っています。しかし、親が「人のことではなく自分のことだけを考えなさい」と言い続けていると、そのような子どもに育ってしまいます。

誰かのために一生懸命考えたり、動いたりする経験を子どもの時に特に思春期に体験させて下さい。

もっと役に立ちたい、力をつけてみんなに喜んでもらいたいと思えば、自ずと勉強もするし、逞しく優しい子に育っていくはずです。

モチベーションをどこに持ってくるか、親の腕の見せどころですね。

 

絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江

 

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