風の音
「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江です。
風の音
小学生が「西遊記」に取り組んでいる中、数々の耳慣れない仏教用語が出てくるためお寺の和尚さんにお話を聞きに行くことになりました。
蓮の花、お経、お札、天竺、三蔵法師、輪廻転生
お経とは幸せになるための方法が書かれていることや西遊記に出て来る妖怪は自分の心に生まれる悪い考え、手を合わせることは悪い心の封印になっていることなど、子どもたちに分かりやすくお話してもらいました。
その後、お経を一緒にあげ、座禅をし、美味しいお茶をいただきお寺を後にしました。
座禅を終えた直後の和尚さんの一言「風の音は聴こえましたか」
「大人になるといろんなことを考えてしまい、風の音が聴こえなくなります。“今”を大切に。」
振り返ると最初は風の音が聴こえていたのに途中から聴こえなくなり他のことを考えていた自分にハッとしました。
なんとたくさんの執着を抱えているのでしょう。今をいきることから離れ思いに振り回されている自分を突き付けられました。
たった2分の座禅
何と人間は不思議なものです。
悩みや苦しみ不安という妖怪に支配され、道を誤ってしまいます。
生老病死 生もまた苦しみとブッダは言い切っています。
“今をいきる”その言葉のみが真実味をもっているような気がします。
今日も笑顔で過ごしたいですね。心に妖怪が生まれそうなときは手を合わせてみてください。
「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江