若田 光一さんのソユーズ宇宙船が飛び立った。
2013年11月7日 日本時間午後1時14分 バヌール宇宙基地から日本人初の船長となる若田 光一さんのソユーズ宇宙船が飛び立った。
3回目の飛行から帰還した若田さんは「今度は船長を目指したい。」と言い、マネジメント業務などをこなしていったそうだ。
実は彼は高得点で宇宙飛行士の試験を受かったわけではなく、バランスと総合力が良かったらしい。
しかし、彼はその後「自分で考える力」に磨きをかけ、「努力の天才」と言われ、今では宇宙飛行士のエースと言われるまでになった。
世界最高難関試験である宇宙飛行士の試験は
「コミュニケーション」「チームワーク」「リーダーシップ・フォロワーシップ補佐力」の能力を測られ、未知のことを面白がり、失敗を恐れないかが見られる。
問題が起きた時に優先順位を考え、整理し、チームの仲間とどうやって解決していくのか、その対処能力も求められる。
また、自分をさらけ出し、仲間に信頼してもらうことも大切。試験の中には必ず一発芸も含まれているそうだ。
そして、本当に宇宙飛行士として、変化する瞬間は「自分1人では限界がある。多くの支えで宇宙に行けると頭ではなく、心で理解した時」だそうだ。
人は、自分のためだけではがんばれない。チームの支えに感謝し、その気持ちに報いようとがんばり、力をふりしぼる時にはじめて人は内在していた能力を爆発的に開花させるのだろう。