自分で決める練習
18才国民投票が話題になっている。
日本の18才と北米、その他の18才を比較してみたことはありますか。
私が高校の時に留学していたオーストラリアの学校、そして9年前に留学していた娘のアメリカの高校ではディベイトやプレゼンが盛んに行われていました。
テーマについて綿密に自分で調べ、意見を構築し、相手に伝え、それを見ている人たちがジャッジをする。
内容を深めるために本を読み、調べ、受け売りではなく自らの言葉を紡いでいく、この作業を小さい時から積み重ねて来る彼らに太刀打ち出来ますか。
日本の教育は「和」「協調」「平均」を目指し過ぎ、個人の能力を引き出すことにまだまだ力及んでいません。
自分で考え、目標を立て、いかに実行していくか、「HOW」(どうやって目的を達成するのか自分で考える)の教育が根付きません。
これでは、いつまでたっても自分の意見や考えを持つことが出来ず、右へならへの体質から改善されません。
「出る杭」を伸ばすような様々な意見を安心して言えるようなそんな教育環境を整えていくことから18才国民投票が始まるのではと思います。