顔が見えるコミュニケーション
「今日、私の家でフリーマーケットやっていますので、宜しかったら覗いて下さい。」
と近所に声を掛けた。近くに住んでいるのになかなかお会いすることがない。
以前住んでいた宿舎では子どもをみんなで見合い、自然に育ちあっていた。
調味料をお借りしたり、お裾わけしたりが日常の生活の中にあった。
今はどうだろう。
ネットが普及し、家に届くまでに顔が見えないことも稀ではない。
便利だけど何か大切なことが失われている感覚がある。
ある大学生が震災後、地域の結びつきを強くすることが災害対策には欠かせないと様々な場所でイベントを開催し始めた。
急なことがあった時に助け合うのは近所の人たちで、普段から意識し、声掛けあっていることが実は自分の家族を守ることになっていたり、地域の安全度を高めることにもなる。
今回のフリーマーケットで初めてお話しできた近所の方たち、顔が見えると住みやすくなる。