3びきのやぎのがらがらどん

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「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江です。

 

「3びきのやぎのがらがらどん」

 

M.ブラウン再話の「3びきのやぎのがらがらどん」怖いけど何度でも読みたがる子どもたち。

良書は何度でも読みたくなるものです。

なぜ、このお話は子どもを惹きつけるんでしょうね。

小さいヤギ、中くらいのヤギ、大きいヤギと違うヤギですが、実は一人の人間の内面を表しているんですね。

最初は小さすぎて何もできません。次は少し大きくなりましたが、まだ自分でトロルを倒せませんね。

次に来たのが大きいヤギのがらがらどん、圧倒的な強さでトロルをやっつけてしまいます。

幼児期、思春期、青年期と自立までの道のりに重なりませんか。大きいヤギはがらがら声です。思春期を経て声変わりをし、体も大きくなり知恵もつきました。

そうして、山の美味しい草を食べれるようになるのです。

子どもは、少しの危険を冒しながら自分で知恵をつけていくものです。いつまでも親がついてもいられず、自分で考えて逞しく生きていかなければなりません。

大人でもそうですが、毎日の生活を同じように送っていては考える機会がありません。

不意な事態が起こった時にしか、深く考えるチャンスが訪れません。

子どもは敢えて、考える「場」に身を置かせる必要があります。

自分で考え選択し、行動し責任をとってきた子は少々のことでは挫けません。

自分の子育てでは、学校の長期休みに必ず様々なキャンプや外国のホームスティに出しました。日常と違い、戸惑い、苦しい思いもしたと思いますが、今の彼らの土台になっていると自負します。

先日の「子育てコーチング 1回目の講座」でも昔話を例に話をしました。9月から始まる「絵本講座 5回シリーズ」ではもっと深くお話したいと考えています。

子育てのヒントが昔話には満載!

今日も寝る前に1冊お話を。(優しい声で)

 

「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江

 

 

「子育てコーチング」講座5回シリーズ 好評開催中 次回は5/25

2015年  5/11,25,6/8,22,7/3  時間帯10:00~12:00

場所:静岡県浜松市東区 積志協働センター 1階 101講座室

先着20名 問い合わせは積志協働センターまで。