6年生への朗読
今年度最後の6年生への朗読ボランティア。
いつもは迷わないが、今回は最後ということで子どもたちの顔を見るまで迷いに迷った。
ギリシャ神話、日本の神話、イギリスの昔話、スペインの話、、、、そして、ドリームタイム。
子どもたちの空気に負けなければ、「ドリームタイム」をと思い、数冊の中に加えて持参した。
6年生ともなると知識も相当あり、大人に対しての免疫も出来てくる。
教室を入ると私より身長の高い子が騒いでる。
一瞬、のまれそうになるが、子どもたちの顔を見まわし、やはり決心した1冊を引き出した。
ドリームタイム
シンディ: カルフォルニアにはインディアンがいたけど、アリゾナなんかに移住することに決めたのよ。
ナンシー:インディアンが移住しようと決めたんじゃない。むりやり追い出されたのよ。ここのアボリジナルと同じだわ。
洋子:アメリカって問題があるのね。その点、日本はいいわ。日本は単一民族だから。
淳:北海道のアイヌのことは?
洋子:たった二、三百人でしょ。
デイヴ:本で読んだっけ。アイヌは殺されたり、北海道へ追われたりした。
ナンシー:だから、三つの国はぜんぶ似ている。
と 続く。
6年生はどう感じたのだろう。