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じゅうにし ものがたり

瀬川康男

                       好みの本を見つける楽しさ   30年前、我が子が生まれたときは「絵本」の知識は全くありませんでした。幼稚園でもらってくる毎月の絵本を読む程度でした。だから、好みの絵本なんてその頃はなかったと思います。 しかし、子どもが増え絵本を借りる回数が増え、読む回数も増え、自然に選択...

母親は実は、、、

G

                       グレートマザー という言葉、聞いたことありますか? お母さんは優しいもの、子どもを慈しみ、どんな時も守ってくれる、聖母マリアのイメージ  ですか? 夕方から忙しくなり、お母さんも疲れ、ついつい怒ってしまう、、こんなことは誰にでもあります。子どもが寝た後、あんなに叱らなければよかったと反省...

生んだ責任

おかあさん

                       「絵本」の読み聞かせや朗読を子どもたちにする。 親にも読み聞かせの大切さを伝えているが、なかなか忙しくて続かない様子。 夜、子どもが寝る前に1冊の絵本も読めない生活をしているなら、その生活自体を見直すように告げる。 子どもを健全に育てることは生んだ者の責任。厳しい言葉に聞こえるが、...

児童文学の力

ゲド

                       「モモ」 「はてしない物語」 「ゲド戦記」 「赤毛のアン」 など、など。 少年、少女時代に出会ってほしい作品。 きっと、未来を選択するときに変わってくるはず。 さまざまな境遇のもと、悩みながらも逞しく自分らしく生きていく。 読み手の状況に応じて、伝わる...

水先案内人

バッタ

                       地域子ども情報を発信している団体から図書推薦のコラム依頼があり、初投稿。 夏、アメリカへ行く前に依頼があり、後回しになっていた仕事。 我が子と読んできた本や友だちから紹介されたもの、旅の途中で出会った本など、自分の視点で紹介していこうと思っている。 子どもがいなかったら、こんなにた...

「読書」

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                       Oregonではスクールバスを使って8か所を移動した。 長い時には朝から夜まで移動 会話を楽しむ子、休む子、様々だったが、アメリカの大学生はよく読書をしていた。 フィンランドのPISAが高いのはよく知られている。 1、教師のレベルが高い。 2、少人数授業 3、読書...

おこだでませんように

7月

                       七夕が近づくと、1冊の絵本が浮かんでくる。 くすのき しげのり・作  石井 聖岳・絵 「おこだでませんように」 やんちゃで、家でも学校でも叱られてばかりの1年生の男の子。 「入学式のときは大きな声で、元気がええね~と言ってくれたのに、、、 ぼくは どないしたら おこられへんの...

小さな仕立て屋さん

エレナー

                       イギリス児童作家 エリナー・ファージョンの作品「小さな仕立て屋さん」に出会った。 エリナー・ファージョンとの最初の出会いは、「詩」からだった。 子ども視線の純粋な言葉が印象には残っていたが、彼女の他の作品を読む動機にはならなかった。 しかし、今回はヒット 「小さな仕立て屋さん...

絵本で子育て講演会

絵本②

                       浜松市からの依頼で「絵本で子育て」講演会の依頼を受けた。 9月 2回開催 1回は絵本に関心のある大人向け もう1回は子育て中の方向け。 私の子育てでどれだけ絵本に助けられたか、そして私自身も未だにいろんな絵本や物語から生きる知恵を授かっている。 夜、子どもたちと布団に入り、本を読む...

あなただけのちいさないえ

ちいさないえ

                       子どもたちが、読んでほしい本を持ってくる。 初見で読むにはドキドキするが、素敵な絵本の出会いに感動したり、驚いたりする。 先日、小学2年生の女の子が、1冊の絵本を持ってきた。 読み始めは、現象を追っていく内容だったが、中盤から深い深いメッセージが込められているのに気付き、最後は心に...

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