十二支物語
新年になると読む絵本がある。 十二支物語 今年は午。みなさん御存知のように、子丑寅兎辰巳午羊猿酉犬亥の順に並んでいる。 神様のお触れにそれぞれの動物たちが駆け引きしながら順番を競い、早く到着したものから十二支の順になったということ。 1年に1回しか読まないが、時節に沿い味わい...
新年になると読む絵本がある。 十二支物語 今年は午。みなさん御存知のように、子丑寅兎辰巳午羊猿酉犬亥の順に並んでいる。 神様のお触れにそれぞれの動物たちが駆け引きしながら順番を競い、早く到着したものから十二支の順になったということ。 1年に1回しか読まないが、時節に沿い味わい...
モノクロ 白黒の絵のこと。私たちの日常でモノクロに出会う機会はあまりありません。 鮮やかな色への追求、実物にいかに近付けるかに世の中の価値観は重きをおいています。 生まれたばかりの赤ちゃんにはどのように世界は写っているのでしょうか。 現在、ほとんどの家にテレビがあります。色鮮やかで...
なっちゃんの おうちに あかちゃんが やってきました。 なっちゃんは おねえちゃんになりました。 と いう出だし。ご想像通り、このなっちゃんの気持ちが痛いほど分かる絵と文章。<ちょっとだけ 滝村有子 さく 鈴木永子 え> おかあさんのお腹が大きくなって赤ちゃんが生まれるって分かって...
"Nimmy Nimmy not, Your name's TOM TIT TOT!" 「ニミ ニミ ノット おまえの名前は トム ティット トット」それをきくと、まものは、おそろしい悲鳴をあげて闇の中へとびだしていった。 イギリスの昔話「トム ティット トット」 なまけものの娘が王様...
He could be himself. 本当の自分になれたのです。 みにくいあひるの子の最後の言葉。兄弟や他のあひる、おかあさんにまで見捨てられ、一人で生き抜いてきたあひるの子がやっとみつけた居場所。 本当の自分 本当の自分って何ですか?自分探し とか 居場所 とかよく耳にします...
名作の秘密 「また、おおきなかぶやろうョ。」 「私、犬がいい」 「ぼく、ネコ」 と支援に行っている保育園の年長さんの言葉。 何度も何度もやっているのに一向にあきない。 繰り返しのフレーズ、みんなで引っ張る楽しさ、最後のネズミで一気に抜ける意外さ。 子どもたちは結末を知っていても、い...
今朝は小学6年生への読み聞かせ。 6年生ともなればかなり長い話でも想像力の翼を広げられる。 ネイティブアメリカンの「バッファローのむすめ」を選び、朗読する。 人間とバッファローとの家族の絆、愛について、そして最後に命がすべてつながっているという気付き。 本当の愛とは?私たちが生きているの...
中村 牧江/林 健造 さく 福田 隆義 え この絵本を読んだ時、頭の中が溶けていく体験をした。 普段、あたりまえと思っていること、常識だと考えていることが、本当にそうなのか? 実は違った見方、捉え方があるのではないかと気付かされる絵本だ。 普段の生活に忙しくしていると他の立場で考える機会が...
湯本 香樹実 ぶん 酒井 駒子 え 突然、最愛の友だち・ことりをなくしてしまった、くま。 くまは手作りの箱に花びらをしきつめて、そっとことりを入れ、持ち歩くようになります。 箱の中を見るたびに、こまった顔をする森のどうぶつたち。そしてみんな決まって言うのでした。 「くまくん、ことり...
イメージの力 我が子にどんなふうになってほしいですか? 「ユーモアのある子」 「自分で切り開いていける子」 「周りの状況を感じ取れる子」 「本を読む子」 「どこでも生きていける子」 「最後までやり遂げる子」 「優しい子」 「躓いても起き上がれる子」 「助け合う子...