選択
「アメリカン?ブレンド?どちらにされますか?」
「フレッシュは必要ですか?」
「お砂糖は使われますか?」
「バター?ジャム?どちらにされますか?」
喫茶店でモーニングを頼んだ時に聞かれた内容。
答えを探している自分の頭の中は何が起きていたのか。
単純な選択だが、以外に頭は回転している。
日本では子どもに選択を迫る機会が私が知っている限りでは少ない。
読み取る、察する、議論をしない、おもてなしの国だから。
しかし、この期間が長すぎると自分で自分の人生の選択が出来なくなってしまう。
「こんなはずじゃなかったのに、、」「自分の意見は違うんだけど、言えない。」「みんなが、こっちに行くならそうしよう。」
これで、自分の足で立てるようになるのだろうか。
自立
まずは、自分の足で立つ。どちらを選ぶか、そして選んだら責任を持つ。
自分の人生に責任を持つこと。すべてはそこから始まる。
何が好きで、どうしたいのか、その繰り返し。
小さいことから選択する練習を。それは、自分を知り、自分を大切にし、自分を生ききることにつながることだから。