民間交流
2014年夏 1カ月アメリカやカナダ、ニュージーランドにホームスティする現在小学6年生の男女16名を昨年12月から担当している。
昨年からまだ3,4カ月しか経っていないのに、男の子は声変わりが始まり、女の子は体つきが変わってきた。
約45年前から始まったこの民間の国際交流
北米のみならず、オセアニア、中国、韓国とも毎年、少年少女の国際交流を行っている。
私がカナダに日本の中学生を引率して感じたことは、私のように日本で青少年活動をしている方たちの熱い想いと、日本の子どもを受け入れてお互いの家族が、国が仲良くありたいという強い思いで成り立っているということ。
1ヶ月、他の国の子どもを預かることを、自分に置き換えると大変なことではないか。
私も自分の子どもが小さい時から、北米、中国、オーストラリアなどからよくホームスティを受け入れた。
こんな大変なことを敢えて、なぜ行うのか?
それは、いろんな価値観に出会い、自分で気付いてほしいから。
バーチャルの世界では、この域には絶対達することが出来ない。どんなにネットが高度化しても。
寝食を共にし、その土地の空気を感じること。
そして、自分も実体験から学び、理屈なく、人の恩や世界の成り立ち、自国への思い、家族の絆、自分の未来像までが浮かぶ。
思春期にこの体験をしておくことが、大人になってからの大きな力となる。
なんとか1ヶ月やってきた。この事実と後に気付く周りのサポートの有難さ。
人はひとりでは生きてはいけない。
ここでも、世界でも。
つながる力をつけよう。