Halloweenはケルトから

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みそかの晩、グリーシュは妖精たちに会い、人生を変える旅に。

アイルランドの昔話「グリーシュ」

ケルト思想が色濃く残るアイルランドでは10月31日は特別な日となる。

日本では大みそか。この世とあの世の扉が開く日。

妖精が飛び交い、悪戯をしにやってくる。

妖精たちに連れて行かれないように、外出を控え、自分たちも妖精を追い払うために仮装し、玄関にはカブの提灯を灯す。

それが、時間を経、国を越え、今のような形となり、カブはカボチャに変わった。

私も「グリーシュ」や「はだかのダルシン」に出会うまでは仮装してお菓子をもらうイベントだと思っていた。

お話から歴史や思想、哲学が見える体験を通し、知る楽しみとその土地への憧れが生まれる。

物語の旅が楽しくて仕方がない。

もちろん、アイルランドの旅本も購入したが、未だ果たせず、、、

ひとりでぶらぶらしながら、お話に入り、作者と出会い、うなずき、風と会話する。

物語の旅は私の精神安定剤。