Noah’s Ark
小学1年生から6年生までの男女10人で「ノアのはこぶね」の表現活動に取り組んでいる。
40日、40夜雨が続き、海と空のあいだの空気が押しつぶされたかのようになり、水だけになった地球とその上でゆさぶられているノアのはこぶね。
子どもたちは、最初大きな船をイメージし、ゆられていた。
「はこぶねの意味は何?」との問いに皆、考え出した。
「命をつなげるもの」 「守るもの」 「命を運ぶもの」、、、 小学生たちの声
自分たちで考えた はこぶね の意味、それを表し始めた。
波に揉まれながらも、がっちりとみんなが肩を組み離さない。
揺られながらでも、それぞれが体全身で相手を抱え、離れない。
ノアがはこぶねを作り、つがいを船に乗せ、生き残ってきた。その未来が自分たち。
命を粗末にしてはいけない。今、存在しているのは命をつないできたものたちのおかげだから。
物語はこうやって私たちに時代を超えて知恵を授ける。