ストレス
ストレス
この言葉から受け取る印象は?
どちらかと言えば、ネガティブに捉えるのではないだろうか。
昨日、対照的な人物に出会った。
一人は若くして社長になり、今でも障害をもつ姉に仕送りを続けるAさん。
一人はお金には不自由してはいないが、ストレス軽減の薬を服用しているBさん。
ストレスのない人生はあり得ない。
子どもの時から、適度の負荷をかけ、自分で克服し、ストレスに対応できる心身を育てておくこと。
適度なストレスは、健全な心身を育んんでいることに、親や周りは気付かなくてはならない。
子どもが嫌がるからと言って、すべての障害を取り除くことが子どものためではないことを、改めて思う。
世の中に出たら、自分の思い通りにならないことの方が多い。しかし、その中で折り合いをつけながら、処世術を身につけ、自分の目標に向かって一歩ずつ進んでいく。
小さい時からストレスのない、思い通りになる経験ばかり、魔法(お金)を持って育ってくることは決して幸福にはつながらない。
転んでも自分で立ち上がり、また歩いていける子に育てること。
そのためには、ストレスも不可欠。
がんばらなくていい。という風潮が自立を遅らせている一因はないだろうか。
逃げずにがんばった経験はその人の宝物となる。