あなただけのちいさないえ

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ちいさないえ

子どもたちが、読んでほしい本を持ってくる。

初見で読むにはドキドキするが、素敵な絵本の出会いに感動したり、驚いたりする。

先日、小学2年生の女の子が、1冊の絵本を持ってきた。

読み始めは、現象を追っていく内容だったが、中盤から深い深いメッセージが込められているのに気付き、最後は心に刻まれた。

子どもでも大人でも誰でも自分のちいさな家を持っている。

そこを土足で、ノックなしで入ってはいけない。

このメッセージを受けた瞬間、自分の子どもや関わってきた人の顔が浮かび、こころがキュとなった。

人、それぞれ自分の世界を持っている。

常に頭に心に入れておかないと、土足で上がり込むことになる。

ノックすることは大切だけど、いなければまた日をあらためよう。

タイミングもあるだろうから。

そして、自分のノックの仕方も変わってくるだろうから。