理屈抜き
「優しくなってほしい」
「逞しくなってほしい」
「自分の目標を持ってほしい」
「自分の足で歩ける人になってほしい」
と 親は子どもの幸せを願う。
そして、子どもに伝える。
でも、このような力は理屈では伝わらない。
体験し、実感し、他人と共感したり、協力し合いながら、坂道を登るような思いをしながら身につけていくものだ。
理屈じゃない。
多少の苦しみやストレスは必要なのだ。
そうやって、子どもは達成感を味わい、仲間の有難さを感じ、賢くなっていく。
繰り返し、繰り返し、体験をし、そして大人になった時、粘り強さを持った優しい人になる。
子どもは生命力あふれる生き物。
腫れものに触るような、ご機嫌取りをするような子育てはかえって、子どもを自滅させる。
手を出さず、子どもの再生力を信じ、待つこと。
親が期待する結果を求めてはいけない。
子どもは、親の付属物ではないのだから。
たまには、海に放り込む勇気を親は持とう!