物語を知恵に
「人生はなにがあってもあきらめてはいけません。
そうすれば道はひらけます。」
私が青少年育成に関わっている、子どもたちの発表会が5/5に行われた。
1歳からOB,OG含めた32歳までの約50名ほどが、6グループに分かれ、6つの物語を発表した。
「ノアのはこぶね」
「しょうぼうじどうしゃ ジプタ」
「ウッレと冬の森」
「うみがたずねてきた」
「オオクニヌシ」
「ジョン万次郎ものがたり」
小さい子どもたちは、思いっきり体を動かし、高学年になると自分の経験を物語に重ね、思考し、自分たちの解釈で形を作る。
その過程で、様々なことに気付く。
自分の行動の基になっている思考やパターン、思いもよらない他人の意見や解釈、、
物語を中心に、媒介に、しているので意見も出しやすい。
それでいて、自分の内面が浮き上がり、発見につながる。
衝撃を受けただけ、自分の引き出しになり、知恵となる。
物語に真剣に向き合うことは、自分を見つめる作業、そして、仲間と取り組み、言葉にすることで、より自分のものになる。
それを小さい時から取り組んでいくと、大きな財産になる。
今回、中高大生が取り組んだ「ジョン万次郎ものがたり」 万次郎役の高校3年生 Mちゃんが言った言葉は、間違いなく彼女を支える言葉になるだろう。
“I learned that, if you keep on striving and refuse to give up, a favorable wind is sure to blow.”
「人生はなにがあってもあきらめてはいけません。そうすれば道はひらけます。」