あなただけ
「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江です。
あなただけ
私が子育てしていたころに比べて、若いお母さんが働き始めた気がします。
国も女性の労働力を当てにし経済効果を狙い、待機児童を減らすために予算を組んだり新設の保育園を用意しています。
働くことはもちろん尊いことです。
しかし、生まれたばかりの子どもを預け働くことは日本が進歩した証と言えますか。夜、子どもを家に置き外で働かなくてはいけない状況が豊かといえますか。日本の将来のために本当にいいことですか。
子どもに美味しいものを食べさせたい、お稽古事をさせたい、塾に行かせたい、苦労させたくない、そう思ってお母さんは働いているのでしょうね。子どものために一生懸命働いているんですね。
でも、子どもは喜んでいますか。赤ちゃんが幼児が小学生が論理的に言葉で表すことができるならどんな言葉をおかあさんや社会に訴えると思いますか。
四六時中子どもと一緒にいるようにとは言いません。せめて、幼稚園や学校から帰ってきたとき、夜は一緒の空間にいてほしいと私は思います。
子どもたちは、「寂しいから行かないで」とは言いません。そんなことを言ったら大好きなお母さんが困るから、悲しむから、、、心の中では寂しさの渦がどんどん大きくなっていきます。その寂しさを埋めようと夜の世界に出ていき、同じような思いをした仲間を探し自分だけが寂しいのではないと自分を慰めます。
私が望む若者の姿ではありません。
安心して育ち、生まれてきたことを肯定し七転び八起きしながらも正直に生ききる、そんな若者が溢れかえる日本にしたいと思います。
定年迎えた元気なじいさん、ばあさん医療費で税金を使うのではなく、健康に気を付け、働ける人は働き、地域で活躍の場を自ら作り、未来の子どもたちの借金を減らすよう心掛けませんか。
おかあさんが子どもと安心して夜を過ごせるそんな家庭をひとつでも、と願います。
「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江