フィンランドから

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「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江です。

 

フィンランド

 

フィンランドの大学に留学していた子が帰国し、報告に来てくれました。

専門は教育。

国土、人口、政治、文化、、、あまりにも違いすぎて日本と比較するには無理があるとは承知の上で、日本に取り入れられることや改善策を聴いてみました。

まずは、学校1クラスの人数が25名を越えない、先生は教師としての仕事に徹し、部活や生活面は地域や家庭、専門家が担うそうです。

先生の地位は高く、雑務に時間を割かれることはなく、授業研究に専念できます。

長期休みは3ヶ月あり、自由に使えるそうです。

それだけでなく、教科担任なので自分の授業がない時間帯には学校にいなくてもいいのです。

日本の教師が聞いたらうらやましがる内容ばかりですね。

フィンランドで先生になるにはとても難しいようですが、日本も教員採用試験に合格するにはそれなりの努力が必要です。

日本の教師の負担は一向に減らず、まともに授業研究ができているか疑問です。

同じような内容を何年も何十年も続けている人、見かけませんか。

生徒が寝ようがどうしようが、気に掛けず一方通行型の授業をしている先生いますよね。

また、何かと学校にクレームをつける親、親の責任放棄していませんか。

文科省、財務省、少子化で子どもが将来的に減るからといって教師の数を減らし自分の首を絞めようとしていませんか。

フィンランドの教育水準は元々高かったわけではありません。人が最も大切な資源だと気付いたからこそ、教育に力を入れ始めたのです。

日本もそこから学ぶことは多々あるはずです。

若者がフィンランドに留学し、その感覚を持って日本の教壇に立つことが大きな一歩です。

教師が本来の仕事に向き合い、親は親としての責任を果たし、国は一人ひとりを大切にする政策を実行すれば、今よりは良くなると思いませんか。

 

「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江

 

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