体験の夏

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「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江です。

 

体験の夏

 

アメリカへのHome stay、中国 上海からの受け入れ、全国青少年キャンプなど夏休みならではの活動が展開され、子どもも親も成長の夏となっています。

人は急に変わるものではありませんね。変化が激しすぎると逆に心身とも疲れてしまいます。

しかし、様々な体験を通して成長することも疑いようのない事実です。

国際交流体験や全国キャンプに出すにはもちろん費用もかかります。子どもの何を育てたいのか、大人になった時にどんな力をつけさせておきたいのか、親自身が優先順位を考えこの夏を過ごしてもらいたいですね。

保育園、幼稚園、学校も子どもの成長にはかかせませんが、時間がたっぷりある休みに子どもたちとどう過ごすか、子どもたちにどんな“場”を用意するか、ここで差が生まれて来るのだと思います。

子ども自身が体験し、実感し、学ぶこと、それ以上に効果的な学びはないように思います。

知識の詰め込み、競争、効率、親の都合優先を考えて育てるとどうなってしまうのでしょう。

社会や企業、職場が欲している人材には程遠いコミュニケーション、レジリエンス、クリエイティブ不足人間増量につながってしまうような気がします。

親元から離れ、数日過ごしてくる体験は自立への一歩。

家以外で過ごすことは容易ではありませんね。かっても違うし、折り合いをつけながらなんとか過ごしてこなければなりません。

親は子どもを楽しませるために費用を出すのではありません。「楽しかった~」と聞きたい気持ちも分かりますが、「大変だった、しんどかった」あるいは何も言わない、、、そこにこそ大切なものが子どもの心に芽生えているのです。

「たいへんだったんだね~」と共感すれば子どもは落ち着きます。一緒になって騒がないでくださいね。親が騒ぐと折角の子どもの育ちを無駄にしてしまいます。

苦しいことは悪いことばかりではありません。いろんな立場の人を思いやれる人になっているのですから、

さあ、腹を括って子どもを外に出して下さいね。

 

「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江

 

孫育ての絵本講座開催

積志協働センター

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申し込みは積志協働センター 担当 夏目さん