優しい子に
「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江です。
優しい子
「どんな子に育ってほしいですか?」の問いに親から出る言葉の一つ。
“優しい子に育ってほしい”
男の子でも女の子でも優しい子に育ってほしいですね。
“生き抜く力”“逆境に強い子”“自分の意見を持ち、表現できる子”、、、、
もちろんこれらはとても大切ですが、「優しい」という言葉を意識して子どもに接していないと友だちができない子に育ってしまいます。
優しい子の側に居ると安心しますね。優しい子は決して弱い子ではありませんね。
自分が満たされているから人に優しくできるんですね。
家での居場所がなかったり、不安を抱えていると人に優しくなんてできません。
自分のエネルギーがないのですから、他人のことなど考えられません。自分の不安を埋め合わせようとして妬んだり攻撃したり、誰かにしがみついたり、自分の足でしっかりと立つことさえもできません。
優しさは心が満たされている状態から生みだされるのです。
子どもが安心して生活し、周囲の人からたっぷり認められ、エネルギー補給ができていることが前提ですね。
そして、親自身が物事の判断に寛容さを持ち合わせていることが大切です。
親の好みで子どもの友だちを選んだり、ハンディを持った人への偏見や先入観、受け入れない態度など子どもにそのまま受け継がれます。
理屈ではなく、親の言動が子どもたちの価値基準になることを認識しなくてはなりません。
「人には優しくしてね。」と子どもに言いながら、我が子を先に席に座らせてしまう親から子どもは何を学ぶのでしょう。
“優しい子”はみんなから愛され必要とされ、助けてもらえます。
学力も大切ですが、もっと大切なこと、身落とさないでくださいね。
「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江
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