土台
「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江です。
「土台」
思春期、自分の思春期を思い出して下さい。いかがですか。
この時期に周りのことが気になり始めたり、物事に過剰に反応した記憶はありませんか。
思考や行動のパターンはこの時期におおよそ決まってしまうと言っても過言ではないような気がします。体の成長と共に心も思考も「自分」というものが形成されていく時期なんでしょうね。
そう思うとこの時期に、親としてどんな「場」を用意してあげるか、重要な気がします。
私自身を振り返ると学校と部活一色で、その他の価値観に触れる機会はあまりありませんでした。朝練、学校の授業、暗くなるまでの部活、土・日も部活に試合。学校関連以外に出会った人の数は本当に少なかったです。今思えば狭い世界にいたな~と。もちろん、一生の友だちやいい先生にも出会いました。部活にものめり込み、充実した日々を送っていたとその時は思いました。
でも、我が子にはもっといろんな人に出会ってほしいと思いました。特にこの時期に。赤ちゃんから大学生、大人、ハンディキャップのある人、日本全国の人、外国の人、世界一周してきた人、狂言師、とにかくいろんな人に出会わせたかったです。
社会に出るといろんな人がいますね。同じ価値観や感性に出会うほうが難しいくらいです。
外に出て人に出会い、本を読んで様々な考えに出会い、映画を見て考えたり感動したり、そんな体験を思春期にしてほしいですね。
中学生本当に忙しいです。思考する時間ありますか。たくさんの人に出会う機会ありますか。学校という名に関連しない「場」必要だと思われませんか。
中学生、まだまだ肌で感じる時期ですね。
生きる土台を形成するこの時期、何が必要なのか、一緒に考えてみませんか。
「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江