気になる年頃

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中学生2

「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江です。

 

気になる年頃

 

一生の中で最も価値観が定着する時期は中学生年代10代前半だと思っています。

ゆらゆら揺れる危険な時期でもありますね。自分を振り返ってみてもあの時期は不安定だったような気がします。妙に周りが気になったり、目立ちたくないけど存在はしていたい、自意識過剰でいろんなことが気になっていました。

約30年前から青少年活動に携わっていますが、やはり中学生時の体験がその後の人生に大きく影響しているように思えます。

小学生まではまだ親の比重が大きいのですが、中学生になると途端に学校、友だちとの関係性の比重が増します。

悩み事があっても親や周りの大人に相談するのではなく、友だちまたはネットの中で悩みを打ち明けたりしているようです。

親には言えないんですね~

それは、正常な成長の証でもあるのですが、親にとってはハラハラする時期です。

危うい時期をどう乗り越えていくのか、それはその子その子で方法は違いますが、葛藤する時期にこそ価値観が構築されているのでしょうね。

本を読むことで力を蓄えていたり、スポーツに熱中することで発散したり、学校以外の場所に居場所があったり、何かしら子どもが自分らしく居心地の良い空間があればこの時期を通りぬけていけます。

ただでさえ、内面がざわざわしている時期に家に帰っても居場所がないのは困ります。

「おかえり~」と笑顔で迎える、一緒に夕食を食べる、早寝早起きができる環境、、子どもが自分に返りホッとし、明日へのエネルギー補給できるそんな「場」が理想の家庭です。

基本は家庭

危うい時期を乗り越えるためには家族の配慮が不可欠です。そして、子ども自身がいろんな関わりの「場」を持っていること、斜めの関係が多い子ほど心が安定しています。学校と部活、塾のみでは何かあった時の逃げ場がありませんね。地域の活動やボランティア、いろんな活動に小さい時から目を向けて育てたいものですね。

 

「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江

 

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