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足るを知る

足る

                       夫が大きな鯛を釣ってきた。 もっと釣れそうだったけど、止めてきたとのこと。 山に行ってタラの芽をいただく時も、タケノコを採る時も、欲張った採り方はしない。 自分の分を分けてもらう、来年につながるように残しておく。 林に面している木にミカンを半分に切り、鳥のためにさしておく。 ...

おこだでませんように

7月

                       七夕が近づくと、1冊の絵本が浮かんでくる。 くすのき しげのり・作  石井 聖岳・絵 「おこだでませんように」 やんちゃで、家でも学校でも叱られてばかりの1年生の男の子。 「入学式のときは大きな声で、元気がええね~と言ってくれたのに、、、 ぼくは どないしたら おこられへんの...

小さな仕立て屋さん

エレナー

                       イギリス児童作家 エリナー・ファージョンの作品「小さな仕立て屋さん」に出会った。 エリナー・ファージョンとの最初の出会いは、「詩」からだった。 子ども視線の純粋な言葉が印象には残っていたが、彼女の他の作品を読む動機にはならなかった。 しかし、今回はヒット 「小さな仕立て屋さん...

優先順位

優先順位

                       人には、それぞれの優先順位がある。 良いことを伝えたいと思っても、相手が欲していなければ押しつけになる。 そのことを常に頭に入れていないと、関係が崩れてしまい、本末転倒になってしまう。 たとえ、「あの時教えてくれればよかったのに~」と言われても、聞く耳を持たない時はいづれも押しつけ...

先生の仕事

教員

                       「日本の教員 最も多忙」との新聞の見出し 今更 との思い どう見ても忙しいだろう。 朝の校門でのあいさつ、会議、授業、部活、生徒指導、家庭訪問、子どもたちのトラブル、、、、、 いくら時間があっても足りない。 でも、学校も教師も家庭も地域もそれでよしとしている。自分の子ど...

楽しむ能力

サッカー

                       サッカーが終わり、なんとなく日本全体の元気度が下がっているこの頃。 勝負だから、負けるチームは出てくるし、悔しい思いもする。 結果は仕方ない。 彼らは日の丸を背負い、自分の夢を叶えるために必死に望んだ。一生懸命に。 その彼らが小さい時からどのようにサッカーに取り組んできたのだ...

急がずに

階段

                       子どもは子ども時代を過ごすことが、とても大切。 親から離れない乳幼児期、イヤイヤ時、一人遊び、貸し借りで喧嘩の時期、友だちが出来る時期、だらだら時、反抗期、、、 それなりに意味がある。 どこを飛び越してもひずみが来る。 「あんなに良い子だったのに。」「あの子がまさか」 ...

実践の場

電車

                       交通公共機関 電車やバスを使うと、いろんなことに気付く。 昨日の電車の中でのこと。 朝の通勤時間に電車に乗り、席に着いた。 私の横には、野球部と思われるような高校生の男の子、その横には若者、その横には高校生の女の子、その横には大学生のような男の子が座っていた。 私が乗った次の...

スウェーデン報告会

スウェーデン

                       先日、スウェーデンに若者支援関係で、視察に行っていた大学生に報告会を開いてもらった。 わかもの、子どもが国の宝だとの基本理念が、至る所に具現化されているとの報告。 幼児の提案であれ、小学生の提案であれ、子どもたち主体の活動を支える大人や国が徹底している。 子どもから出たアイデアを大...

地域の力

S

                       15年前から地域の学校の手伝いに行っている。 地域に関わりたいのと、子どもたちに関わりたいとの思いから。 私が知っている国に比べて、日本は学校が子どもたちの教育分野をかなり請け負っている気がする。 故に、先生も忙しくなり、親も任せてしまいがちだ。 授業、部活、生徒指導、先生の...

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