EU
ローマ帝国とイギリス
EUから離脱、キャメロン首相辞任、スコットランド独立の気配、混乱は深まるばかりの英国です。
イギリス旅行を実現させたい私としてはまたとない円高、ポンド下落の状態ではあるが、この混乱期に行くべきか、行かざるべきかと考えています。
ローマ帝国を築いたJulius Caesar がいたらこんな結論には至らなかっただろうと予想できます。
アジア、ヨーロッパ全土、アフリカ北部ととてつもなく広いローマ帝国を維持するには「寛容」と「規律」の絶妙なバランスが必要なんですね。シーザーは寛容なことで知られ、それぞれの部族、地域での自治を尊重しながらも独立しようとする部族には厳しく罰していたようです。
今回イギリスが本当にEUから離脱してしまうことになれば、EU加盟国としてはペナルティーを課すだろうし、どちらにもマイナスに働くだろうとローマ帝国衰退の歴史から予想できます。
歴史から学べと言いますが、この状態を見ていると歴史は繰り返されるのだ、としか思えません。
「ポプュリズム」の問題もありますが、混乱の時こそ、シーザーような強いリーダーが必要ですね。
ローマ帝国、読み直してみませんか。
「ねる前に絵本を一冊」のUluru代表 中村 文江