あたりまえ

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「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江です。

 

誰のための?

 

「教育という病」子どもと先生を苦しめる「教育リスク」 内田 良 著

日頃、気になっていた問題に対しての共感が得られる内容でした。「組み体操」「2分の1成人式」「部活」「体罰」「教師の負担」「親や市民の意識」エビデンス、数値から見える説得力があり、是非みなさんに目を通してもらいたいと思います。

教育は「学校」だけで行われているわけではありません。実は市民の意識が反映されおり、関わりなない人はいないということです。

部活や組み体操、2分の1成人式での感動の裏側で苦しんでいる子どもたちがいること、考えたことありますか。

いえ、子どもたちだけではありません。

休みのない先生たちは疲弊、授業研究どころではありません。

部活に入っていないと子どもたちは「非行」に走る、そう思っている大人いませんか。読書する、ボランティアに行く、一見暇そうな時間があるから子どもたちは自ら考え、動くと考えたことありませんか。昔話には3年寝太郎などのんびりする時間の大切さを描いているものがあります。

親は学校にすべてのしつけ、教育を丸投げしていませんか。

2分の1成人式、子どもからの感謝の言葉を聞きたいのはよく分かります。子どもたちも親から愛されてこの世に生まれてきたことを確認することは悪いことではありません。が、心を痛めながら嘘を並び立て親への憎悪を膨らませている子どもを生み出してはいませんか。

親は子どもに感謝されようと思って育てるものでしょうか。

親が子どもを育てるのは当たり前のことです。

自分の意に沿わないからと言って子育てを放棄するものではありません。

「ありがとう」は親が子どもに向かって言うものです。あなたがいてくれたから、私の人生は豊かになりました。と。

 

「絵本」と「コーチング」で笑顔を生みだすUluru代表 中村 文江

 

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積志協働センター

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